そうわ通心 6月号

往古来今

 ゴールデンウイークは掃除やセミナーの受講、仕事をしてあっという間に終わってしまいました。

 福岡に住む母とは1年以上会っていませんが、電話で話すと元気そうなので安心しています。ただ今年のお正月に母と暮らしていた愛犬のラブラドール「ゆう」が亡くなりました。12歳でしたが賢くて愛らしいく母の生活の支えとなっていたので少し心配な面もあります。

 犬といえば、もの心がついた頃には「バルドー」というシェパードが家にいました。とても大きかったのと怖かったことを覚えています。家の庭にはこいのぼりが掲げてありましたのでおそらく50年近く前の今頃の季節だと思います。子供の頃から犬が好きで家で飼いたいと父親にお願いして小学生の頃にドーベルマンの子犬を一時飼ったこともありました。
 母に電話で昔のことを確認しながらこの文章を書いています。母もかなり昔のことで記憶が曖昧でしたが話をしていると色々なことを思い出します。

父とはもう昔の話をできないことが残念です。このような機会がなければ昔のことを思い出す機会もないので徐々に忘れていってしまいそうです。
幼い頃からの思い出や歩んできた道のりが今の自分を作っていると思えば良い思い出として記憶にそっと残しておきたいものですね。当然残しておきたくない思い出もありますが(笑)。

今月もどうぞよろしくお願いいたします。

 

代表社員 益本 正藏

成年年齢の引き下げで、税金はどうなる?


有期契約労働者の雇入れ・契約更新と雇止めの留意点

長引くコロナウイルス感染症の影響により、有期契約労働者の雇止めの増加等に関するトラブルの発生が懸念されます

契約期間中の解雇のルール

 有期契約労働者の解雇に関するルールとして、労働契約法においては、やむを得ない事由がなければ、契約期間の途中で解雇することはできないと規定されています。
 この契約期間の途中での解雇は、期間の定めのない労働契約を結んでいる正社員を解雇する場合よりも、解雇の有効性が厳しく判断されます。そのため、安易に解雇することはできず、基本的には期間満了まで雇用することが求められます。

契約締結時の労働条件の明示

 有期契約労働者と労働契約を締結するときには、契約の期間とあわせて、契約を更新する際の判断基準を明示する必要があります。これは雇入れの時だけでなく、労働契約を更新した際の次の更新時においても同様です。以下は、明示する例です。

【更新の有無】

  • 自動的に更新する
  • 更新する場合があり得る
  • 契約の更新はしない    等

【更新の判断基準】

  • 契約期間満了時の業務量により判断する
  • 労働者の能力により判断する
  • 労働者の勤務成績、態度により判断する
  • 会社の経営状況により判断する
  • 従事している業務の進捗状況により判断する  等

雇止めにおける手続き

1、雇止め予告

 現行の労働契約をもって更新しない(雇止めを行う)場合は、契約期間が満了する少なくとも30日前までに、有期契約労働者へ伝える必要があります(雇止め予告)。
 この雇止め予告の対象となる有期契約労働者は、次のいずれかに該当する人です。

  • 有期労働契約を3回以上更新して雇用している人
  • 1年以下の労働契約を更新することで継続して通算1年を超えて雇用している人
  • 最初から1年を超える労働契約を締結して雇用している人

 ただし、現行の労働契約をもって終了となることが最初から明示されている場合は、雇止めの予告を行う必要はありません。

2、雇止めの理由の明示

 雇止め予告をした後に、有期契約労働者が雇止めの理由について証明書を請求した場合、会社は遅滞なくこれを交付する必要があります(雇止めの理由の明示)。これは、雇止めにより退職した人が退職後にその理由について証明書を請求した場合も、同様です。
 なお、この証明書に記載する雇止めの理由は、“契約期間の満了”とは別の理由とすることが必要です。

 今後、有期契約労働者を雇入れたり、労働契約の更新を行ったり、また雇止めを行うときには、これらの内容を確認し、未然にトラブルを防止しましょう。

受取人の9割がやめたい約束手形

約束手形を利用しながらもその実、利用をやめたいとも考える企業が多いようです。ここでは、2021年3月に発表された報告書※から、手形を利用している企業の利用に関する意向をご紹介します。

中小企業庁「約束手形をはじめとする支払条件の改善に向けた検討会報告書」
ここで紹介した数字は、報告書掲載のアンケート調査(2020年9月に中小企業庁が実施した、日本国内の企業を対象とする支払の実態に関するアンケート調査)で、大企業158社、中小企業3.192社の回答結果によるものです。https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/kenkyukai/shiharaikaizen/2021/210315shiharaikaizen_report.pdf

編集コラム

 長期化しているコロナ禍の影響で、弊社でも在宅勤務を駆使しながら業務を止めないよう尽力しておりますが、社内でもかなり疲れの色が見えています・・・。

  長男は何でも自分でやりたがり、「お兄ちゃんみたいに」なるべく奮闘中です。最近は缶ビールを飲んでいる私の姿がよほど印象に残っているのか「パパみたいに」と言って缶ジュースをそのまま飲んでいました。
 まだまだ狭い世界で生きている息子たちの憧れになってしまっているようなので、下手なことはできないなぁと妻と話している今日この頃です。

 

事業部 小山 慧

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