経営の羅針盤(中小企業白書)

中小企業白書とは・・・

現在の中小企業の動向を分析し、中小企業が抱える課題を抽出しています。
また、課題を解決する方策として様々な取り組みが紹介されています。
そもそも、なぜこういう白書が作られているかというと、中小企業基本法の中に「政府は、毎年、国会に、中小企業の動向及び政府が中小企業に関して講じた施策に関する報告を提出しなければならない」と決められているからです。

2016年版中小企業白書では、最近の中小企業の動向についての分析に加え、中小企業の生産性についての分析、中小企業の動向についての分析結果を踏まえた上で、中小企業の稼ぐ力の強化に向けた取組についての分析が行われています。
具体的には、IT活用、海外展開、リスクマネジメントについて取り上げています。また、それらの取り組みを支える金融、及び、稼ぐ力の強化のための取り組みを適切に実行する経営力について分析が行なわれています。

後継者がいない企業の多くは、将来の見通しが立たないため、現経営者が①ビジョンを提示し、②従業員の声を聴きながら、③人材育成、④業務プロセスの高度化、⑤新規設備投資を行なうことができないのです。その結果、収益力が低下し、稼いでいる企業から稼いでいた企業に変わってしまうのです。

中小企業基本法の定期義と企業数、従業者数

一例ではありますが以上のようなことが中小企業白書に書かれています。
中小企業白書は中小企業庁のホームページから閲覧できるようになっています。
中小企業の現状を知りたい方、新しい視点で情報収集したい方はご一読下さい。

中小企業庁ホームページ http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html

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